私はかつて激務の施工管理として働いていましたが、現在は年間休日125日以上・平均残業時間20時間の設備管理へと転職を果たしました。

転職に伴い、年収は施工管理時代よりも下がっています。

しかし、実際にこの生活を始めてみて、それ以上に「自分の時間」が増えたことの価値を日々噛み締め、心の底から転職して良かったと感じています。

何より大きいのは、「土日祝は基本休みなので、今週を乗り切れば休みが来る」という当たり前の感覚を取り戻せたことです。

休日の予定が立てやすくなり、仕事とプライベートに明確なメリハリをつけられるようになりました。

施工管理時代は、祝日はまず休めませんでした。

「今週末こそは休める」と思って予定を立てていても、工事が押して直前で潰れるパターンが日常茶飯事。休日の予定なんて、あってないようなものでした。

そのため、今の環境になって「土日に休める」ということ以上に、「祝日にしっかり休める」という事実にめちゃくちゃ感動しています。

特に現役の施工管理の方なら激しく同意してくれると思いますが、「水曜日の祝日」なんて絶対に休みは取れなかったですよね。

週のど真ん中で協力会社は休みたがらないですし、そもそも出張中であれば現場を離れるわけにもいかず、どうしようもありません。

本当に、この「水曜日の祝日に休めない」という一言だけで、施工管理の働き方の過酷さが象徴されていると思います。

また、働き方改革によって形だけの「代休」を取らされることもありましたが、無理やり空けさせられた日に宿舎で1人ゴロゴロしていても、全く休んだ気がしませんでした。

施工管理の求人でも「年間休日125日以上」を謳う会社は普通にあります。

しかし、このように「実態は無理やり代休を消化させられているだけ」というカラクリ(罠)もあるため、求人票の数字だけを鵜呑みにするのは注意が必要です。

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設備管理の年間休日は本当に多い?知っておくべき「施設選び」の罠

では、転職先である「設備管理」の年間休日は本当に多いのでしょうか?

結論から言うと、多い求人はたくさんあります。

設備管理という仕事は、基本的には「設備(建物)と一緒に稼働する」というイメージです。

そのため、設備が動いていない日は基本的にお休みになります。

また、工場などの施設であれば、長期連休(お盆や年末年始)は工場自体がストップするため、カレンダー通り、あるいはそれ以上に長期の休みを取りやすいのが魅力です。

しかし、ここで大前提として注意しなければならないのは、「どの施設を選ぶかによって、長期連休の取りやすさは180度変わる」ということです。

たとえば、以下のような施設(ビルメン)は長期連休が非常に取りにくい傾向にあります。

  • ショッピングモール・商業施設
  • ホテル・旅館系
  • 病院

商業施設やホテルは、世間の長期連休こそが最大の「稼ぎ時」であるため、どうしても出勤にならざるを得ません。

また、病院は24時間365日、1秒も休まずに稼働し続けなければならない場所なので、まとまった休みは取りづらいのが現実です。

「設備管理ならどこでも休みが多い」というわけではないので、ここは絶対に勘違いしてはいけません。

ただし、こうした施設であっても、土日に出勤した分は交代制で振替休日がしっかりもらえるケースが多いです。

そのため、休日が完全に消滅しがちだった施工管理に比べれば、トータルの年間休日は確実に多くなる傾向にあります。

ちなみに、私が働いている工場では、休日出勤が発生した場合は「100%代休を取得する」のが鉄則となっています。

これから転職活動を始める方は、「年間休日125日以上」を掲げている設備管理の求人を探すこと。 これが、人間らしい生活を取り戻すためのスタートラインになると私は思っています。

年間休日だけでは判断してはいけない!求人票に隠された「2つの罠」

先ほど「年間休日125日以上がスタートライン」と言いましたが、実は求人票の数字だけで会社を判断するのは非常に危険です。ここには、見落としがちな2つの罠があります。

罠①:本社勤務が平均値を引き上げているパターン

「年間休日125日以上」と書かれていても、実態は「本社勤務の社員が有給を使い切って年150日近く休んでいる一方、現場(工場やビル)勤務の人間は実質110日しか休めていない」という格差は本当によくある話です。

残業時間についても同様で、「平均残業20時間」とあっても、定時で帰る本社の人間が平均を下げているだけで、実際の現場は毎月40時間以上残業しているケースもあります。

これらは正直、求人票だけでは絶対に見えてきません。だからこそ、企業のリアルな口コミが見られる「OpenWork(オープンワーク)」の活用は絶対条件です。

OpenWorkにすら載っていないような企業への応募は、慎重になったほうが賢明です。

罠②:ビルメン特有の「夜勤・明け休み」の罠

設備管理、特に「ビルメン」の特色として夜勤(24時間勤務など)があります。 夜勤があると、勤務の翌日が「明け休み」になるため、公休と合わせると「年間休日180日以上(年の半分が休み!)」になる会社もあります。

これを見て「最高じゃん!」とビルメンを目指す人もいますが、夜勤に適性がなければただ体力を削られるだけで辛いですし、多忙な現場の夜勤だと一睡もできずに疲弊します。

最悪なケースだと、明け休みすらまともに取らせてもらえないブラック企業もあるので要注意です。

そのため、体調管理に自信がない方には夜勤ありの求人はおすすめしません。

まずは「日勤のみ」の求人を狙うのが無難です。

日勤の設備管理として働きながら業界のリアルな情報を集め、「この現場の夜勤なら楽そうだ」「自分にもできそうだ」という確信を得てから、年間休日180日以上の環境を目指すのが理想的なルートだと思います。

有給取得率についても、大手企業なら口コミ通りかもしれませんが、中小企業だと配属される部署(現場)のガチャ次第なのが現実です。

だからこそ、ひとまずは高望みしすぎず、「まずは確実に年間休日125日以上をとって、人間らしい生活を確保する」ことを最優先にしましょう。

私が「年収」を下げてでも「年間休日」を最優先にした理由

私がなぜ、そこまで年間休日にこだわったのか。それは、「施工管理が残業代で年収を上げる生き方には、限界がある」と気づいたからです。

たとえば、毎月80時間の残業(休日出勤含む)をして、手取りが20万円から40万円に増えたとしましょう。

確かにお金は増えて嬉しいですが、逆を言えば、「自分の人生の大切な時間をほぼすべて会社に捧げて、たったプラス20万円の価値にしかならないのか」とも思ってしまったのです。

完全に自分の時間を切り売りしている状態でした。

もし、その「80時間」という膨大な残業時間を、まるまる副業や資格勉強に投資できたらどうでしょうか?

  • 副業が軌道に乗れば、月100万円以上を稼げる世界が見える
  • 難関資格を取って条件の良い企業へ転職すれば、年収ベースで200万円アップも狙える

どう考えても、自分の時間をスキルや副業に投資したほうが将来性がありますよね。

それに、激務が続けば実生活(家族や友人との時間)にも支障をきたしますし、何より健康を害します。

それらを天秤にかけた結果、私は「一時的に年収を下げてでも、自分のために使える時間を確保できる道」を選びました。

もちろん、「早くFIRE(経済的自立・早期退職)したいから、入金力を上げるために施工管理で死ぬ気で稼ぐ!」という明確な目標がある同期のような人を止めはしません。

ただ、そうだとしても、早いうちに休みの多い会社へ転職し、そこで生まれた時間を使って勉強して、より高年収なホワイト企業にステップアップした方が、結果的にFIREへの近道なのではないかと思っています。

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年間休日が多い「勝ち組求人」を見つける具体的なステップ

設備管理やビルメン業界は、基本的には年間休日が多い会社を見つけやすい業界です。

その分、施工管理時代より年収が下がるリスクはありますが、そこは「時間」と「お金」のどちらを天秤にかけるかです。

とは言え、年収はできるだけ下げたくないですよね。そこで私が実践した、具体的な求人の見極め方を紹介します。

ステップ①:「doda」に登録して1年間求人を見続ける

私はdodaに登録し、とにかく求人票を1年間ウォッチし続けました。長く見ていると相場感が分かってきます。年間休日が多い会社は、比例して残業時間も少なくなる傾向があります。

ステップ②:「OpenWork」のレビューを徹底チェックする

良さそうな求人を見つけたら、必ずOpenWorkを開き、口コミの「ワークライフバランス」の項目をくまなくチェックしてください。 特に「有給が取りやすい雰囲気」「上長の許可なく休める」といったリアルな声があれば、優良求人の可能性が極めて高いです。

「有給が取りやすい」と書いてあっても、それが「本社の事務職や経理の人」だけの口コミであるパターンがあります。必ず、口コミを書いている人の「職種」や「所属部署(現場勤務かどうか)」を確認してください。

ステップ③:面接の「逆質問」で最終確認をする

本当にホワイトな企業は、面接時に向こうから年間休日や休みの取りやすさについて詳しく話してくれます。

もし面接官の口から休日の話が一切出なかった場合は、最後の「何か質問はありますか?」のタイミングで、年間休日や実際の現場の休日消化状況について絶対に質問しましょう。ここで言葉を濁すような会社は避けた方が無難です。

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まとめ:休日は「自分の人生を取り戻す時間」

転職して土日祝の休みを安定して取れるようになってから、心の安定感が本当に大きくなりました。

特に私は、前職時代にお盆と正月以外の祝日をまともに休んだことがない人間でした。

だからこそ、カレンダー通りの祝日に「今日はお休み」と休めることが、本当に幸せでたまりません。

ちなみに、私が今働いている工場は、長期連休中に完全に稼働を止めるため、今年の夏休みはデフォルトで「11連休」です。

世間が9連休と言っている中で、さらに2日も多い。

ちょっと感覚がぶっ壊れていて、「休みすぎて今から何をしよう」と贅沢な悩みを抱えるほどです(笑)。

施工管理も普段休めない分、お盆や正月はまとまって休みますが、設備管理に転職してからはそれを遥かに超える休みが手に入りました。

本当に転職して良かったですし、今思えば「前職の働き方はやっぱり狂っていたな」と思わざるを得ません。

手に入れたこの膨大な休みは、ただゴロゴロして終わらせるのではなく、副業や将来の独立のための準備期間として使っています。

そして、その努力がさらに将来の休日や自由を増やしてくれると信じています。

「休日が多い会社に転職し、そこで力を蓄えて、さらに理想の環境へステップアップする」

この最高の好循環を生み出すためにも、転職活動では絶対に「年間休日」を妥協しないでください。

残業や休日を返上して得る数万円の残業代よりも、安定した休日を確保し、カフェでゆっくりコーヒーを飲みながら、読書をしたり将来にワクワクしたりする時間のほうが、私は圧倒的に幸せです。そして、今の私にはそれができています。

皆様もぜひ、年間休日を増やして、自分の人生と時間を取り戻しませんか?

青い空の下で、一緒に美味しいアイスコーヒーを飲みましょう!

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