設備管理の年間休日は本当に多い?施工管理18年の私が転職して感じた本音
「設備管理は年間休日が多い」とよく言われます。
実際に求人を見ると、年間休日120日以上の会社も珍しくありません。
しかし、年間休日の数字だけを見て転職すると、思わぬ落とし穴にはまることもあります。
私は18年間施工管理として働き、その後設備管理へ転職しました。
実際に働いて感じたのは、「休日は確かに増えた。でも見るべきなのは年間休日の日数だけではない」ということです。
この記事では、設備管理の年間休日の実態や、転職前に必ず確認すべきポイントを、施工管理との違いも交えながら実体験ベースでお伝えします。
目次
設備管理の年間休日は平均何日?
設備管理の年間休日は120日前後の会社が多く、125日以上あれば比較的条件の良い求人が多いという印象です。
もちろん会社によって差はありますが、私が転職活動中に数多くの求人票を見てきた中でも、年間休日120日以上は珍しくありませんでした。
一方で、激務の工場や、いわゆるブラックビルメンも存在するため、一概には言えません。
それでも、年間休日125日以上の求人は、比較的働きやすい会社が多い印象です。
実際に私の転職先も年間休日125日以上で、求人票どおりの働き方ができています。
休日出勤が発生しても代休取得が基本です。
政府主導の働き方改革もあり、企業全体で「しっかり休ませる」という流れが強くなっています。
施工管理から転職した私にとって、設備管理は非常に休みやすい環境だと実感しています。
転職してわかった!ビルメン(設備管理)が休みやすい3つの理由
ビルメン業界に入るまでは「なぜこんなに休めるのか」そのカラクリがわかりませんでしたが、実際に働いてみて以下の理由がわかりました。
日勤のみの現場がある(夜間・休日は保安員にお任せ)
ビルメンなのに夜勤がないのを不思議に思うかもしれませんが、これは夜間や土日祝の巡回を保安員に任せているためです。
異常があれば翌日に報告され解消する動きになります。
この取り組みのおかげで、お盆や正月などの長期休暇もしっかり取ることができます。
緊急性のある設備事故は案外起きない
築年数の経っている工場に勤務して半年以上になりますが、「これは致命傷だ」という事故には出くわしていません。
私は電気主任技術者なので一度だけ停電による呼び出しがありましたが、低圧ブレーカが落ちただけで30分もかからず復旧し、すぐに帰宅しました。
電気担当でなければ休日の呼び出しはほぼなく、完全に職場のことを忘れて休むことができます。
仕事内容が保守メインのためルーティン化されている
業務の多くは保守や点検といったルーティンワークのため、1年もあれば自然と馴染みます。
突発的な修繕が発生することはありますが、施工管理のように毎日工程が変わるような激しさはありません。
業務の緊急性が比較的低くスケジュールも見通しやすいため、メンバー内で調整すれば休暇は容易に取得できます。
要注意!年間休日だけでは判断してはいけない理由
だからと言って、安易に年間休日だけを見て転職するのはおすすめしません。
私は何度もお伝えしていますが、まずは「OpenWork」などの口コミサイトで企業のレビュー、特に「ワークライフバランス」の項目を絶対に確認してください。
ポジティブな内容が多いなら候補に入ると思いますが、以下の点については必ず深掘りして確認しましょう。
残業時間
休日が多くても残業が多ければ正直しんどいです。
設備管理の魅力は「年収を削って自由な時間を勝ち取る」こと。
資格や副業を頑張りたい方は、残業月10時間以内の企業がおすすめです。
(※求人票の平均残業時間+10時間が本来の残業時間になる可能性が高いと思っておきましょう)
夜勤の有無
夜勤に慣れていない方は日勤のみをおすすめします。
月実働10日などの好条件もありますが、明け残業が常態化しているブラックビルメンも存在します。
「年間休日180日」などの夜勤あり求人は、向き不向きもあるため様子見を推奨します。
宿直の有無
職場で仮眠ができない人には厳しいかもしれません。
何年も続けると思うと体力も使います。自分に適性がないと思ったら避けましょう。
有給取得率
大きな指標ですが、求人票には書いていないことが多いです。
これも口コミサイトや面接で確認しましょう。
とはいえ、年1回の法定点検などの「自分がいないと回らない日」を除けば、基本的には取りやすい業界です。
私が年間休日を重視した理由【施工管理との比較】
設備管理は「年収が低め」という弱点がありますが、それは休日の多さで十分にカバーできると私は思っています。
自由な時間を使って資格を取れば将来年収の高い企業に転職できますし、副業が軌道に乗れば独立の道も見えてきます。
施工管理のように「時間の切り売り」がなくなり、圧倒的に自由度が増します。それだけで十分な価値があります。
目先の年収にこだわっても良いことがないのは、前職の施工管理で学びました。
休日の多さ、自由度の高さこそが、人生をより良い方向へ進めてくれる「年収以上の価値」だと確信しています。
年間休日が多い優良な設備管理会社の見つけ方
もし私がこれから再び設備管理へ転職するなら、まずは「doda」などの転職サイトに登録して求人票を眺めることから始めます。
そして、良いと思った求人は「OpenWork」で片っ端からレビューを見ていきます。これが最適解だと思っています。
企業選びの軸は「年収よりも年間休日」です。
結果的に年間休日が多い会社は優良企業であることが多く、最初は年収が低くても昇給とともに年収アップが見込めるからです。
逆に、設備管理で初年度から年収が高すぎる求人は「残業が多いパターン」なので警戒します。
(※私は資格パワーで500万円を勝ち取りましたが、それくらい強力な武器がないと初年度500万は厳しい世界です)。
まずは「年収400万円程度・年間休日が多いところ」を狙い、年収は後から副業や資格で上げる戦略が得策です。
まとめ
設備管理への転職において「年間休日の多さ」は最大のメリットですが、求人票の数字だけで飛びつくのは危険です。
転職を成功させるためには、以下の3つを意識してみてください。
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口コミで実態を把握する: OpenWork等で、残業・夜勤・宿直の有無、有給取得率のリアルな声を必ず確認する。
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自分の時間を確保できる環境を選ぶ: 日勤のみやルーティンワーク中心の現場を選び、肉体的・精神的な余裕を持つ。
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長期的な視点でキャリアを作る: 目先の高年収を追うのではなく、確保した自由な時間を「資格取得」や「副業」に投資し、将来的な収入アップを目指す。
施工管理から転職した私にとって、設備管理で得られた「自由な時間」は年収以上の価値がありました。
これから設備管理を目指す方は、ぜひ「休日の質」と「自分の時間」を最優先にした企業選びをして、豊かなライフスタイルを手に入れてください。



