私は本当にFIREしたかったのか

私はFIREに憧れて投資を始めました。

仕事から解放され、自由な人生を送る。

そんな生き方に魅力を感じていたのです。

しかし、投資を続ける中で現実も見えてきました。

世間の本やSNSではFIREが簡単に実現できるように見えますが、実際には若いうちから投資を始めていたり、高い入金力があったりと、人それぞれ前提条件が異なります。

私も施工管理として比較的高い年収をいただいていました。

福利厚生にも恵まれていました。

それでも、FIREに必要な資産を築くにはまだまだ長い時間が必要でした。

副業で収入を増やす。

転職して年収を上げる。

方法はいろいろあります。

しかし、どの道を選んでも時間だけはどうしても必要です。

そこで私は改めて考えました。

なぜ私はFIREを目指しているのだろうか。

そして、一つの答えにたどり着きました。

私は仕事が嫌なのではない。施工管理という働き方が嫌だったのだ。


完全リタイアは違う気がした

その答えに気づいてから、自分の考え方が少しずつ変わっていきました。

私は仕事そのものが嫌いだったわけではありません。

嫌だったのは、

  • 長期出張
  • 終わりの見えない現場
  • 強いストレス
  • 自分の時間を確保できない環境

そういった働き方でした。

また、FIREを達成した人たちの話を見ても、多くの人が何らかの形で仕事を続けています。

自営業だったり、ブログだったり、趣味の延長だったり。

完全に社会との接点をなくしている人は、思ったほど多くありません。

それを見て私は思いました。

自分が欲しかったのは「仕事をしない自由」ではなく、「働き方を選ぶ自由」なのではないか。

自分のペースで働ける。

嫌な環境から離れられる。

それこそが私の求めていた自由だったのです。


電気管理技術者という働き方を知った

では、どうすればその自由を実現できるのか。

私は長年、電気施工管理として働いてきました。

しかし、独立できるような専門技術や商売の経験があるわけではありません。

将来どうやって生きていこうか。

そんなことを考えていた頃、取引先の会社で電気管理技術者を目指している方と出会いました。

これが私にとって大きな転機になりました。

電気管理技術者という仕事を調べていくうちに、

  • 地域に根差して働ける
  • 自分で仕事量を調整できる
  • 経験が積み上がっていく
  • 電気という専門性を活かせる

という特徴を知りました。

もちろん簡単な道ではありません。

電験三種に加え、実務経験も必要です。

責任も大きな仕事です。

それでも私は強く惹かれました。

なぜなら、

会社に人生を決められるのではなく、自分で働き方を決められるからです。


私が魅力を感じた理由

私が電気管理技術者に魅力を感じた最大の理由は、

セミリタイヤとの相性が非常に良いことです。

仕事量を自分で調整できる。

転勤がない。

長期出張もない。

地元で働き続けることもできる。

私が将来的に地元へ戻りたいと考えていることとも相性が良い働き方でした。

もちろん、電気を守る仕事ですから責任は重大です。

停電や設備トラブルが発生すれば対応しなければなりません。

しかし、それは設備管理でも施工管理でも同じです。

責任があるからこそ価値がある。

私はそう考えています。

また、施工管理時代には、

  • 工期
  • 人間関係
  • 発注者対応
  • 協力会社との調整

など、常にプレッシャーの中で働いていました。

それに比べれば、私は電気という専門性を磨いて勝負できる仕事に魅力を感じます。


私が目指す段階的セミリタイヤ

私の目標はFIREではありません。

仕事を完全に辞めることでもありません。

私が目指しているのは、

自分で働き方を選べる人生です。

施工管理から設備管理へ。

設備管理から電気管理技術者へ。

そして将来的には、自分で仕事量を調整しながら少しずつ働く時間を減らしていく。

それが私の考える「段階的セミリタイヤ」です。

まだ道半ばではあります。

しかし、実際にその働き方を実現している方を知っているからこそ、私はこの道を目指しています。


※この記事は2026年時点の考えです。

今後、設備管理の経験や独立への挑戦を通して感じたことがあれば、随時追記していきたいと思います。